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    通信89 カレー

    • 2014.09.20 Saturday
    • 19:48
    カレーには思い出がたくさんあります。
    私は抗がん剤の副作用で関節痛を経験しました。
    顎の関節が痛くて口を開けることが困難になりました。

    1センチほどしか開かない前歯に苦労して、 食べ物を押し込むようにして食事をしました。
    もちろん、噛むことも困難でした。
    だから 病院食の中で、 さらっとお汁のようなカレーは助かりました。
    病院食なので具の人参やじゃがいもは小さく切られています。
    それも助かりました。
    舌で潰せるやわらかさも助かりました。
    しかもカレーは味がしっかりしているのでとても嬉しいメニューです。
    食事メニューがカレーの日はワクワクして待ち遠しかった。
    そういう経験のおかげで今もカレーを作るときは 具を小さめにさらっとしたカレーを作ってしまいます。
    調理中は入院生活を思い出し気持ちがしみじみとします。

    カレーには助けられました. そしてカレーに助けられた人がもう1人います、 Sさんです!
    一緒に入院していた時期にお昼の3時頃に私の所にお喋りをしに来たSさんは、
    私のサイドテーブルに昼食のカレーが入ったお皿を見つけて
    「食器、片付けてくるね」と、副作用で苦しんでいる私のお手伝いをしてくようとしました。

    でも私はすかさず 「あかん、持っていったらあかん。今はそれしか食べられへんねん。。でもいっぺんに食べられへんねん。後で食べるのに置いてるねん。ごめんな、置いといて」 と、開かない口で必死に伝えた。

    体を起こすのもしんどい状態だったので言いながら半泣きになった。

    その私の必死な様子を見て Sさんは、 こんなにしんどい状態なのに今の自分が食べれるものを見つけて必死で食べようとしてる。
    病気に負けんとこうと闘ってる。 と、感じて、 あれもこれも不味いおいしくないと文句ばかり言ってる自分の態度は間違えていたと考えて その後は 嫌いなお粥も工夫して食べるようにしたり、
    とにかく 自分も頑張らないといけない!と気持ちを奮い起こしたのです。

    カレーに助けられたSさんのこの時の気持ちは、 この「ルビー通信」を始めて、 メンバー紹介を書くにあたり、 いろいろな話をしているときに教えてくれました。

    聞いたときに泣いてしまいました。

    そして 今までここに書けなかったのは しんどかった思い出がよみがえり気持ちが詰まるからです。

    けれどどうしても書き残しておきたくて 書きました。 でも涙が出ます。
    カレーを作るときにしみじみとしてしまうのはこの思い出のせいです。
    そして私は今も具の小さいさらっとしたカレーを作ってしまいます。
    抗がん剤の副作用でしんどいときは 濃い味が欲しくなります。

    カレーはご馳走です。
    でも具は小さくさらっとしたカレーにしてあげてくださいね。 なんてね、私だけかもしれませんね(笑)


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